病院は様々な専門家が集まる職能集団のため、お互いを尊重し協力連携することが必要です。
相手への思いやりを持ち、主体的に行動することが周りからの信頼に繋がります。
ただ自宅へ帰すのではなく、患者さんの「やりたい」を実現できるように関わる意識を持ち続けることが大切です。
そのためには患者さんや仲間との信頼関係が前提にあることを忘れてはなりません。
特に私たち療法士は患者さんと接する時間が長いため、すぐに答えを求める必要はなく、少しずつ信頼関係を築いていってほしいと思っています。
信頼関係ができると、自宅での不安ややりたい事は患者さんから自然と出てきます。
もちろん一人で解決できることはほとんどありません。
私たちはチームです。
悩みを共有し、解決の糸口を見つけたならその最初の一歩を踏み出してほしいですし、そうした環境を作っていければと思っています。
また当院ではチームとして力を発揮することを重視しているため、自らの継続的な成長はもちろんですが、後進の良き手本となり育てる意識を持ってほしいと思っています。
お互い高め合い、協力連携することで地域に大きく貢献できることと、その楽しさを学び、成長へと繋げていただければと思います。
リハビリテーション科 科長
中村 亮太 NAKAMURA Ryota
- 理学療法士
- 一般社団法人 千葉県理学療法士会 理事
- 松戸市リハビリテーション連絡会 副会長
- 認定理学療法士(介護予防)
- 認定訪問療法士
- 地域ケア会議推進リーダー
- 介護予防推進リーダー