看護部長 宮崎
私は2015年に看護部長として入職しました。
その際五香病院の職員が温かく迎えてくれたのを今も覚えています。
私は中学生の時に、海外青年海外協力隊の方と文通したのをきっかけに海外に憧れました。
看護師として大学病院で働いた後、ネパールの小児病院で青年海外協力隊員として活動し帰国後結婚しました。
その後、家族の都合で、約20年間東南アジアで生活しました。
そこで学んだことは、たとえ言葉で正確に伝えることができなくても、相手としっかり向き合う姿勢を示し、対等の立場で心を込めて接すれば相手も応えてくれるということです。
それは患者さんに対しても同様です。
そのためにはまずは看護する側が心にゆとりを持つことが大切です。
プライベートを大事にしながら、職場では同僚と協力しながら仕事をしていけば、自然とゆとりができると私は思います。
五香病院では、子育てをしながら或いは介護をしながら働いている職員もいます。
それぞれの事情を考慮しながら困ったことがあれば相談し、時には助け合い、「今日も仕事に来てよかった」と言える、そんな環境を整えていければと思います。