入院中はデイルームで過ごして頂き、水分摂取を促したりしてベッドから離れる時間を徐々に増やし、出来るだけ病気や障害を持たれる前と同じ生活を送って頂ける様にお手伝い致します。
朝は寝間着から普段着に着替え、食事は食堂で、排泄は昼夜を問わずトイレで行って頂きます。
また、週2回の入浴、毎食後の歯磨きなど清潔ケアを重視しています。
筋力増強や歩行練習、麻痺回復の運動療法や起居動作練習など、個別性を重視したリハビリを退院後の生活をイメージしながら行います。
日常生活動作の回復とともに、社会環境への順応力を取り戻す練習を行います。起床してから翌朝までの一連の動作や生活リズムを作り、洗顔・食事・排泄・入浴・買い物・調理などの具体的なシーンに沿った練習を行います。
聴く、話す、読む、書くといった言語に関わる障害と、嚥下(飲み込み)障害に対する練習を行います。また、可能な限り口から食事摂取をすすめるため、口腔ケアの実施や歯牙状態や摂食嚥下状態を調べた上で、患者様一人ひとりに合わせた具体的な計画を立てて練習します。
買い物に行く、公共機関を利用する、外食へ出掛ける、絵画や音楽を鑑賞するなど、生活の目標に意識の向上と社会参加のきっかけづくりを行います。
御茶会、ビデオ鑑賞会や季節に合わせたお花見、七夕会、納涼会、敬老会、クリスマス会等々、入院生活を充実するとともに、ご家族・職員とのコミュニケーションを図ります。